今年の春に『Search Patterns』の読書会を開催したのだが、そこで初めてお会いした阿部大雅さんに、クリストファー・アレグザンダーの『The Nature of Order』についての貴重な情報をいただいた。
このアレグザンダーのライフワークとも言える大著に関するある翻訳記事が、アジャイル開発方面で話題になっているという。早速読んでみたところ、これはなんとしても原書を手にしたい、読みたいという衝動にかられて、すぐにAmazon.comで4冊すべて注文してしまった。
こうして、海の向こうから、どれも片手はおろか両手で持つのも大変なくらい大きくてずっしりとした4冊の本が届いた。
こんなに重くて巨大な本は、もはや持ち運ぶことなどできない。無論、それを承知の上で買ったのだ。
アレグザンダーは27年間もの歳月を費やして、その思索の集大成をこの4冊の本に記したという。
読み手である自分も、けっして急ぐことなくじっくりとページをめくりながら、彼の歩んだ道をたどっていこうと決心した。
続きを読む "『The Nature of Order』研究会、はじめました。" »
先日、高須賀さんがブログに非常に興味深い記事をポストされていて、これがインフォメーションアーキテクトならば食いつかずにはいられようかwという内容だったので、ごく簡単ながら感想を述べさせていただこうと思う。
ここで3番目に挙げられた「motion energy」は、高須賀さん自身もご指摘のように、今後“最もインパクトのありそうな”ファクターだろう。
そして、2番目の「context format」のコンテンツとコンテキストの間で捨てられる“外情報(exformation)”が、「motion energy」の燃料の一部となるのではないだろうか。
続きを読む "外情報(exformation)と情報の流動化、などなど。" »
クリストファー・アレグザンダーの著書で、『時を超えた建設の道』『パタン・ランゲージ』の他に昔からどうしても読みたいと願っていたのが、1964年に出版され、今なお名著として名高い博士論文『形の合成に関するノート』。
原書は、Googleブック検索で一部をプレビューすることもできるのですが、鹿島出版会から出た訳書はもう古本でさえ入手が困難で、所蔵している図書館も一般開放されているところは見当たらず。
というわけで、ついに国会図書館まで出向いて、やっと訳書を手に取ることができました。
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横堀さんのブログを読んでいたら、こんな3つの「S」に出会った。
1) Search
2) Surf
3) Social
この「3つのS」がオンラインで行われている会話である。
Zenith Optimedia AustraliaのPhil Zohrab氏の提言。
なるほどなるほど。
というわけで、ふと、日本語でもこんな風にさくっと括る言葉がないかしらと考えてみたところ、以下のような3つの「さ」が頭に浮かんだ。
続きを読む "オンラインで行われている3つの「さ」を考える" »
前々回のポスト「翻訳記事『記憶の喪失』」で紹介した Long Now Foundation のセミナーで、科学者でありSF作家でもある David Eagleman が、“Six Easy Steps to Avert the Collapse of Civilization”について語ったとのこと。なかなか興味深い内容なので、Stewart Brand によるサマリーを基に、1ステップずつ簡単に覚え書きしておきたいと思います。
ちなみに、死後の世界をテーマにした彼の短編小説集『Sum: Forty Tales from the Afterlives
』も、Amazon USのカスタマーレビューでかなりのハイスコアを記録しており、非常に面白そう。これはぜひ翻訳が出ることを期待したいです。
続きを読む "David Eaglemanが語る、文明の崩壊をやりすごす6つの手軽なステップ" »
エルメスから新作フレグランスが発売されるとのことで、素敵なダイレクトメールが届きました。
右のカードにパッケージの写真がありますが、今回はこの一風変わったボトルデザインが大きな特徴のようです。ヴォヤージュ ドゥ エルメス(エルメスの旅)という名前にちなみ、旅を象徴する「動き」を採り入れたとのこと。カバーが回転してノズル部分が格納されるデザインになっているようです。
また、この写真を見る限り、ボトルの底が丸いので立てては置けないらしいことが分かります。旅をイメージした香りなので、置いておくより携帯することを想定しているのでしょう。
が、よく考えたら実はこれって凄く斬新なことかもしれません。
伝統的には、香水瓶を部屋に飾って楽しむという要素も、高級フレグランスを使うという「ユーザーエクスペリエンス」において非常に重要な付加価値だったのですから。
エルメスというハイブランドがその常識を覆し、「モバイル性」というまさに現代的なファクターをデザインに織り込んできたというのは、かなり画期的なことではないでしょうか。
というわけで、せっかく大好きなコスメの世界を話題にさせていただいたので、他にもデザインの観点から魅力的な製品をいくつか。
続きを読む "ブランドコスメに見る、麗しのデザイン。" »
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